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ヤシおりおり vol.130 巨大なマドヤシ
暖かかったのは今日まで
明日からまた寒くなるそうです。
でも植物は確実に春に向けて着々と準備を整えてます。
うちの実生アカシア・デアルバータの蕾がパンパンに膨らんで現在一部咲き
今週末から花見が楽しめそうだぞうい
ほんでは本日のヤシ
Beccariophoenix madagascariensis Jum. & H.Perrier, Ann. Fac. Sci. Marseille 23: 35 (1915).
マダガスカル中東部や南東部が自生地
自生環境は低山の熱帯雨林です。
絶滅の可能性が極めて高い危惧種です。
自生地の一つMantadyでは20固体しか残存しないとのこと。
成長点(パーム・ハート)を食べる理由によりどんどん切り倒されています。
別の地区では露天採鉱により伐採が進んでいます。
有用なヤシで小葉は帽子の原材料として輸出され、幹は建材に、成長点は食用に供されます。
onebythreeblog_20100121_1.jpg
単幹のヤシで幹高は2-12メートル
直径は24-35センチ
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一名giant window pane palm
この名が表現するのはズバリ下の画像
葉に穴が開くことで有名なラインハルディア同様、小葉と小葉の先端が千切れないために、窓が開いたように見えます。
この特徴は幼苗字にのみにあらわれ、成長するとともに小葉はそれぞれ完全に独立するので窓がなくなっちゃうんです。
onebythreeblog_20100121_4.jpg
1980年代まで本種は幻のヤシとされだれもその実像を知らなかったんですが、ヤシの権威ドランスフィールドらの調査により世紀の大”再”発見されました。
この”再”発見による本種の葉の特異性、優雅さ、奇抜さがヤシマニアの間に瞬く間に広がりあっという間に世界中に広がり、発芽率のよさや強健さから世界中に広まりました。
最近ではさらに研究が進み、以前は一属一種とされていたベカリオフェニック属に新種が発見されました。
onebythreeblog_20100121_3.jpg
種子がなかなか入手できないので栽培についてはいまだに未経験
解説書によると、耐寒性は期待できないとのことですが、類縁のアルフレッディなどを育てた感想からするともう少し強そうです。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2010/01/21 22:33 】 | ヤシおりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
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コメント
こんばんは。
うちにもBeccariophoenix madagascariensisとalfrediiが暖かい部屋の中でぬくぬくと成長しています。
madagascariensisは1.5メートルくらいの大苗なので、本来なら窓がきれいに並んでいるはずなのですが、11月の風の強い日に外に出しておいたら、見事に小葉が裂けてしまいました。
今は新しい葉が展開するのを心待ちにしています。
自分的にはalfrediiの方が希少種なのかと思っていたのですがそんなことないのかな??
【2010/01/23 01:11】| URL | soul #SFo5/nok [ 編集 ]
soulさんこんばんわ
2種ともおもちでしたか。
良いですね、マダガスカリエンシスはまだまだ種子の供給が少ない気がします。
アルフレッディのほうは少し流通があるみたいですね。

それにしても1.5メートルとは大きいです。
綺麗な窓を見るためには風をよけてあげないといけないんですね。

寒さにけっこう強そうですがやはり室内のほうがよいですね。
今日地植えの苗をみたら葉がかなり霜害にあって変色してました。
ちょっとまえまで無事だったのですが・・・
【2010/01/24 00:11】| URL | まいまい #- [ 編集 ]
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