川口某探検隊の如く、盛り上がっていきましょう。
今を去ること数ヶ月
2008/9/1に我々は”それ”を発見した。
何の前触れもなく、世紀の発見について克明にリポートしたい。
婦女子には耐えられない表現も多々あると思われるので、心臓の悪い人はみちゃいや
物語の舞台は柬埔寨
時は平成
旅は3輪車上から始まる。

南国である柬埔寨国でそれほど快適とはいいがたいバカンスを満喫していたわれわれは、さらなる知的好奇心を満足させるべく危険な冒険に旅立つことを決意した。
当日の朝、惰眠をむさぼるわれわれの元に、3輪車のあんちゃんが現れれ一言
"Boys Be Ambitious"
そういわれたら引くに引けず、前日までの高揚感とは裏腹に、めんどくさいよー、いやだいやだ、眠い眠いと駄々をこねつつ一念発起して眠りの淵から引き返し、冒険は始まったわけだ。
ちなみに朝ごはんは目玉焼きとベーコンである。
埃っぽい遺跡の街に相応しくない、遺跡バブルにより整備された舗装路を爆走するわれわれに、かの国の婦女子は羨望のまなざしを向けつつ黄色い声で叫びながら手を振るのであった。

かの国は長引いた内戦の影を引きずり、まだまだ戦後復興の様子を呈している。
まだまだバラック住まいが普通に顕在される。

危険な冒険を前に、ちゃっかり遺跡見学をしちゃう、ちゃっかりはちべいな我々である。

遺跡地区を離れ、柬埔寨国の原風景ともいえる水田地帯に突入
子どもたちがピチピチしてますなあ。
人生の憂い、滓といった汚らわしいものとは一切無縁な気がするの

程なく舗装路は終わりダートが始まった
われわれの最新鋭だったのが20年位前だと思われる、ちょーボロい3リンシャで目的地までいけるのかいな
目的地に到着するはるか以前に、モチベーションは急落
もー早く帰りたいっす。

悪いことに熱帯特有の激しいスコールまで降ってきちゃったりして、道がぐっちょんぐっちょんに。
でも我々の3リンシャは全天候型のようで、二台をビニールの幌で前面囲ってくれたので、なかの搭乗者は案外快適なのよね~

ルンルン気分で次回に続く・・・