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ヤシおりおり vol.54 赤くならないショウジョウヤシ
またまたとんでもなくマニアックなヤシを紹介
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Cyrtostachys microcarpa Burret, J. Arnold Arbor. 20: 203 (1939).
ショウジョウヤシ属のヤシですが、なんと!
クラウンシャフトも葉柄も赤くなりません。
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赤くないショウジョウヤシなんて園芸的には魅力ないためか、園芸種としてはまったく広まってないようで、自生地がニューギニアということのほかは、情報が全くないのが悲しいです。
手元の専門書にも写真はおろか名前さえ載ってきません。

ショウジョウヤシ属のヤシは9種類あるとのことで、本種もそれに含まれています。
ちなみに、キューリストには12種類が記載されています。
さあて、このヤシについて情報が全くないので、詳しく書くことができません。Genera Palmarumあたりに載ってるかもしれませんので、情報が集まればいつの日か追記します。
仕方がないので、ショウジョウヤシ属についてすこし書きましょう。
たぶん明日・・・
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明日といいながら三日経過・・・
さて重い腰を上げて書きますか。
最近ヤシおりおりを書くのが苦行になってきました・・・近い将来、永い眠りに入る予感があります。
気を取り直して、
シリトステイキス属あるいはショウジョウヤシ属のヤシは9種類有
雌雄同株の羽状ヤシ
タイ、インドネシア、ニューギニア、南太平洋諸島に分布
単幹も株立ちのヤシもあります。
属中ただ2種類が熱帯の植物園以外の演芸会で栽培されていますが、それはシリトステイキス属のヤシが魅力的でないからではなく、ショウジョウヤシ同様非常に美しいにかかわらず、園芸的に無視されているのは悲しむべき状況だそうです。
シリトステイキス属のヤシは全て熱帯のヤシで成長には十分な湿度が必要です。
属名はギリシャ語で、”湾曲した”+”鋭くとがったもの”といういみで、花序の形態に由来します。


参考文献
An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2009/01/03 23:31 】 | ヤシおりおり | コメント(10) | トラックバック(0)
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コメント
これまたマニアックですね。
以前ビスマルキア・マヨットの話を素人の知り合いにしたところ
「それじゃあ普通のヤシじゃん?」と一蹴されてしまいましたが…
科とか属の概念がない人にこの価値を伝えるのは難しいですね。

こういうマニアなものに価値を見出せることに誇りを持ちましょう!笑
【2009/01/04 17:28】| URL | かげ #- [ 編集 ]
かげさんこんばんわ
マニアックすぎですよね、、
こんなの書いてもだれも読まんだろうと思う今日この頃・・
ビスマルキア・マヨット
たしかに、銀葉が魅力のビスマルキアなのに緑葉とはほとん魅力ないじゃんという世界ですね~
そんなの育ててるのは相当はへそ曲がりですよ、お互い 笑
【2009/01/05 23:57】| URL | まいまい #- [ 編集 ]
しばらく他の植物に浮気してみるのもいいかもしれませんよ。
離れたところでどうせ、ヤシ熱はいずれ再発するものですから笑

この属は水耕栽培できるほど水好きと聞いたので注目してるんですが…
テラリウムと組み合わせてマングローブ水槽とか考えた事があります。
是非種子を引っ張ってきて普及させて欲しいですw
真っ赤なショウジョウヤシのインパクトが強すぎるだけに他種の普及は難しいでしょうか。
兄弟にデキる奴がいると普通でも肩身が狭くなるのと同じですね笑
【2009/01/07 00:30】| URL | かげ #- [ 編集 ]
>テラリウムと組み合わせてマングローブ水槽とか考えた事があります。

あると思います。笑

耐陰性十分ありそうですから、テラリウム最適なんでは?

シリトステイキス属はショウジョウヤシ以外の種子はほとんど出回らないんですよね~
出てもあんまし欲しくないかな
【2009/01/07 20:56】| URL | まいまい #- [ 編集 ]
ショウジョウヤシ
はじめまして。
ヤシ初心者ですが、すっかりヤシに魅了されつつあります。
ショウジョウヤシを検索してこちらへたどり着きました。
勝手ながら、ショウジョウヤシに関してお答えいただけるのは、まいまい様以外いらっしゃらないのではと思い、質問します。
ショウジョウヤシとヒメショウジョウヤシを日本では区別していますが、海外のサイトでは
Cyrtostachys renda/ lakkaとシノニムとして扱っています。
これが私には理解できません。どういうことなのですか?
【2009/09/10 22:07】| URL | けらりーの #- [ 編集 ]
けらりーのさんこんばんわ
はじめまして、書き込みありがとうございます。

ショウジョウヤシの学名がときに
Cyrtostachys lakka Becc., Ann. Jard. Bot. Buitenzorg 2: 141 (1885).
になっていますが、これはショウジョウヤシに欧米で以前広く使い慣わされていた名残で現在は
Cyrtostachys renda Blume, Bull. Sci. Phys. Nat. Néerl. 1: 66 (1838).
に統合され、使われておりません。

日本でも導入当初Cyrtostachys lakkaの名前で広く広まったんだと思います。

欧米では統合後、Cyrtostachys lakkaは使われなくなりつつありますが、日本ではまだまだ浸透していないので、ヒメショウジョウヤシという独立した種があると信じられているんではないかなあ

なんて思いましが、正確なところはわかりません。

園芸的にはヒメショウジョウヤシの方が小型という記述もありますが、実際にどの程度の差があるのか検証したこと無いのでこちらも正確なところはわかりませんね。

不正確な話で申し訳ないです。
【2009/09/10 23:57】| URL | まいまい #- [ 編集 ]
ありがとうございます
まいまい様 こんばんわ。
回答ありがとうございます。
lakka, renda は統合されていたんですね。
ヒメショウジョウヤシという独立した種があると思っていました。
ヤフーの百科事典をはじめ、古い情報ばっかりですね。
でも、僕としては小型の2メートルから4メートルくらいのヒメショウジョウヤシがあってほしいです。
ヤシって摘心できないから、室内用には小さい種類があってほしいので。
【2009/09/12 20:31】| URL | けらりーの #- [ 編集 ]
けらりーのさんこんにちわ
小型のショウジョウヤシがあって欲しい気がしますね。
おそらく産地や固体により小型のものもあるんだと思いますよ。
ただ、その点をはっきり区別して、ショウジョウヤシとヒメショウジョウヤシを使い分けて販売はしていないと思います。
両者がならんで別のタグで販売されているのを見たことありませんからね~

株立ちした成熟した個体を見るとどれも結構な大きさでした。
でも、内地で栽培するのであれば、そう簡単には大きくならないと思うので、大きさの心配は10年くらいはしなくてもよいかもです。
幸い株立ちのヤシなので、大きくなりすぎた芽は摘んでしまっても問題ないですしね。
【2009/09/13 09:33】| URL | まいまい #- [ 編集 ]
小型
まいまいさん こんにちは。
たびたび過去スレに書き込みしてすみません。
小型のショウジョウヤシありそうなんですか!でも、探すの大変そうですね。
イーランさんで矮性アレカヤシというのを販売していますが、そういった感じのものが販売されるのを期待します。といいますか、まいまいさんに期待します!
どうしても小型のいろもんのヤシが欲しいんですよねw
【2009/09/16 14:26】| URL | けらりーの #- [ 編集 ]
けらりーのさんこんばんわ
可能性としては小型のショウジョウヤシあるとおもいますが、一目見てドワーフという個体は見たことないんですよね。
売っているのは全て幼苗ばかりです。
植物園に大きいのがありますが、両者を比較展示しているのは見たことないですからね。
歯切れ悪いんですが、アジアのマーケットなどまでくまなく探せば、あるいは見つかるかもしれませんね。
あるいは花宇さんあたりに聞いてみるとか。
【2009/09/19 19:26】| URL | まいまい #- [ 編集 ]
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