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ヤシおりおり vol.34 キツネのシッポ
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見てきたような嘘をつくなよといわれそうな本コーナーですが、極力自分の目で見たものを紹介しようと思ってます。
あるいは、自分で実際に育苗しているものを紹介したいというスタンスです。
本文については、専門書を翻訳したものがベースとなっています。
参考文献をあげておきましょう。
以前ヤシソテツ図書館でも紹介した、
An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
この2冊がベースとなっています。
その他、適宜
Palm and Cycad Societies of Australia
International Palm Society
などのサイトを参考にしています。
さて前置きが長くなりましたが、師走二日目はフワフワ羽状ヤシを紹介します。
と思ったけど、目がチカチカしてきた。
続きは明日


では本日のヤシ
フワフワの羽状葉が特徴のフォックステールパーム
直訳すれば狐の尾椰子となります。
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Wodyetia bifurcata A.K.Irvine, Principes 27: 163 (1983).
オーストラリア、クイーンズランド州の隔絶されたヨーク半島のメルヴィル山脈(1200feet)に自生しています。
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驚くことに、この美しいヤシは1980年代初頭まで誰にも知られていなかったということ。
現在では世界的にポピュラーなヤシで、日本でも専門のナーサリーで手に入ることを考えれば信じがたいです。
自生地では発見後の違法な山採りにより絶滅が危惧されており、州政府が保護を行っています。
いまでも種子の盗掘を監視しているようです。
属名のウッドエットとは本種の植生をしる最後のアボリジニーの名前
種小名のバイフルカータとはラテン語で「二つに分かれた」という意味で、種子の繊維の模様からきています。
この画像を見るとよくわかります。
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幹高は50feet
英名のフォックステールパームは画像のとおり、
フワフワ羽状葉の印象からきています。
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おもわず頬擦りしたくなりますね。笑


栽培しています。
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本種は栽培容易、日照下では成長極めて早いとされます。
世界中に広まった要因でしょう。
残念ながら耐寒性はそれほど無いようなので、屋外越冬はできません。
【2008/12/02 00:18 】 | ヤシおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
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コメント
今年はフォックステールが全然成長しなかったのですが日照が悪いせいだったようです。来年はガンガン当てます。
【2008/12/03 20:05】| URL | きむしん #- [ 編集 ]
きむしんさんこんばんわ
うちの実生も成長遅いです。。。
解説とは裏腹な結果をどうかんがえたらよいのやら
日差しが大好きのようですね
【2008/12/04 20:39】| URL | まいまい #- [ 編集 ]
まいまいさん、こんばんは
フォックステールの耐寒性には諸説があって
0℃~-5℃まで耐えるという記述をどこかで見ました。
ニュージーランドで露地植え可能だそうです。
明日こちらは氷点下になりそうですが、
現在1.6mくらいの株を常緑樹の下に置いて様子を見ています。
【2008/12/05 21:43】| URL | Ao #- [ 編集 ]
Aoさんこんばんわ
確かに、フォックステールちゃんは最低気温0℃で越冬可能という記述がありますね。
霜にも耐えるという記述もあります。
寒風よけ、霜よけすれば越冬できるかもしれませんね、結果を教えてください~
【2008/12/07 00:39】| URL | まいまい #- [ 編集 ]
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