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ヤシおりおり vol.171 ヤシ界のドン 大王ヤシ
名前のとおりヤシの大王です。
巨大で整った姿は大王にふさわしいもの。
欧米ではCuban Royal Palmと呼ばれています。
キューバ、ホンジュラスなど南米の熱帯雨林に自生する羽状ヤシ
このヤシの自生地の解説を見ると頻繁に出てくる記述がフロリダ南部でみられる個体群
アメリカの資料を見るとアメリカで見られる大王ヤシFlorida Royal PalmはR. regia とは別種のR. elataとして捉えているのがあります。
R. elataはフロリダ南部のエバグレーズ湿地やいくつかの湖沼のみで見られる希少なヤシで、野生の個体は絶滅したとのこと。
しかし、この説は広く支持されていないようで、現在ではR. elataはR. regiaのシノニムとするのが一般的のようです。

熱帯や亜熱帯の街路樹、ホテル、テーマパーク、郊外の庭園などの植栽で頻繁に利用されますが、一般家庭ではそのあまりの巨大さに手を焼くようです。
枯葉が相当危険で、また一度植えて巨大化すると撤去するのも困難

幹高20~30メートルで35メートル近い個体も観察されています。
幹の直径は47センチで最大のもので61センチ
幹はとてもなめらかで灰白色
葉の脱落痕がリング状に残ります。
葉は羽状葉で常時15枚つけており、一枚の葉は4メートル程度
羽状葉は屋根を葺く資材として利用され、果実は鳥や蝙蝠のご飯になります。

画像の個体はマレーシアパンコール島でみました。
ちょうど開花していて花粉を目当てにたくさんの昆虫が集まってました。
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栽培に関しては成長が早く、用土を選ばず成長が早いとされています。
耐寒性はさほど期待できないようですが、熱帯雨林林床のヤシと異なりさほどデリケートではないようなので冬季5度程度確保すればなんなく越冬しそうです。
現に我が家で数株実生していますが、冬季5度程度の室内で痛みなく越冬できています。
ただし、高温と直射日光が大好きなヤシのようで、冬季に半分休眠状態で越冬している影響もあり成長は決して早くないです。
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実生後3年程度たっていると思われますが、いまだ羽状葉が出てこないばかりか、弱弱しい葉が2、3枚しかでておりません。
この停滞期を脱しようと思い、今年5号鉢に一気に昇格
この結果が吉となることを切に願います。
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【2012/06/28 21:38 】 | ヤシおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
タイのショウガ?

去年の10月にタイより導入したショウガっぽいイモが発芽
新芽が赤く、なかなか素敵



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【2012/06/28 06:41 】 | ヤシソテツ紀行 | コメント(2) | トラックバック(0)
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