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ヤシおりおり vol.170 パンコール島の巨大な棘棘ヤシ
2012年6月にマレーシアのパンコール島にいってきたんですが、現地で滞在したホテルの植栽にて初対面。
ビーチリゾートの植栽はココヤシ、ジョオウヤシ、大王ヤシなどが多いんですが、その中でひときわ背が高く、株立ち状で大きな茂みを作っていたのが印象的だったのが今日のヤシ
Oncosperma horridum (Griff.) Scheff.
その後パンコール島のジャングルで自生状態を生で見て感激

マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島、フィリピンの熱帯雨林が自生地
幹には葉が脱落した後がリング状に残り、幹全体に鋭い棘が残ります。
株立ち状のヤシなので、ご覧のようなタケノコ状の芽があちこちから発生しています。
羽状葉の小葉は葉軸に逆V字状で接続するので、小葉がグタッと垂れたようになり優雅な印象です。
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【2012/06/27 23:30 】 | ソテツおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
ナゴランが開花

七年前に奄美のパインツリーさんから頂いたナゴランが遂に開花!
美しすぎます~


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【2012/06/27 12:08 】 | ヤシソテツ紀行 | コメント(0) | トラックバック(0)
赤いヤシは同種だった!
オーストラリアの中央部アリススプリングに近いパームバレーに生育する赤いヤシLivistona mariaeが、同じく赤いヤシとして有名なオーストラリア北部、カーペンタリア湾岸に自生するLivistona rigidaと同種だったという話
パームバレーとカーペンタリア湾は1,000キロ離れており、その隔絶した空間に両者を関係づけるヤシの自生は確認されていないので両者の関係は謎のままだったところ、遺伝子の解析により両者が同種だということが分かったようです。
実生していても区別がつかないくらいよく似ているのでやっぱりかという感じです。
でも産地別ということでラベルは変えずに栽培しましょ。
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以下引用
http://blog.livedoor.jp/nobukazukawai/tag/%E6%A4%8D%E7%89%A9%E5%88%A9%E7%94%A8

乾燥したオーストラリア中央部のヤシは、ゴントワナの生き残りではなく、アボリジンの祖先が植えた


 乾燥した中央オーストラリアのオアシスにポツンと生えているヤシ林は、実は数万年前に現在のアボリジンの祖先が北部の熱帯雨林から持ち込んで植えたものではないか、と広島大学や京都大学の研究チームが3月15日付のイギリスの科学週刊誌『ネイチャー』に発表した。
 このビロウ属のヤシLivistona mariaeは、その名も「パーム・バレー(Palm Valley)」と呼ばれるオアシスに、孤立した状態で生えている。最も近い北部のヤシ林とは1000キロも離れており、北部とつながる川もなく、実を食べる小鳥が運んできたにしては遠すぎる。
 そのため従来は、パーム・バレーのヤシは、1500万年前のゴンドワナ大陸の熱帯雨林に広く分布していたヤシ林の生き残りで、大陸の乾燥化とともに分断されて細々と生き残ったと考えられていた。
 ところが研究チームがパーム・バレーのLivistona mariae 4集団のDNAを分析し、北部のヤシLivistona rigida と比較すると、遺伝的にほとんど差がなく、両者は別種ではないことが分かった。その僅かな変異から、両者は今から7000年前~3万1000年前に分岐したらしいことが推定された。
 この年代はオーストラリア北部から中央部にヒトが移住した時期と重なることから、アボリジンの祖先が食物か何かの原材料にするために種子をパーム・バレーのオアシスに持ち込み、植えたのではないか、と推定している。
 オーストラリアでの人類の植物の園耕的利用は、旧世界の旧石器時代相当期にさかのぼりそうだ。
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以下参考サイト
http://www.forestbiology.kais.kyoto-u.ac.jp/isagiy/
http://www.nature.com/nature/journal/v483/n7389/full/483248a.html
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/03/ancient-palm-not-so-ancient-afte.html?ref=hp
http://phys.org/news/2012-03-genetic-central-australian-palm-trees.html

【2012/06/27 12:05 】 | ヤシソテツ紀行 | コメント(4) | トラックバック(0)
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