2012年6月にマレーシアのパンコール島にいってきたんですが、現地で滞在したホテルの植栽にて初対面。
ビーチリゾートの植栽はココヤシ、ジョオウヤシ、大王ヤシなどが多いんですが、その中でひときわ背が高く、株立ち状で大きな茂みを作っていたのが印象的だったのが今日のヤシ
Oncosperma horridum (Griff.) Scheff.
その後パンコール島のジャングルで自生状態を生で見て感激
マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島、フィリピンの熱帯雨林が自生地
幹には葉が脱落した後がリング状に残り、幹全体に鋭い棘が残ります。
株立ち状のヤシなので、ご覧のようなタケノコ状の芽があちこちから発生しています。
羽状葉の小葉は葉軸に逆V字状で接続するので、小葉がグタッと垂れたようになり優雅な印象です。







