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ヤシおりおり vol.129 旧名キュール今コロナータ
1月、寒中なわけですが今日は異様に暑かった
3月並の気温で春到来
そよぐぬるい風が忘れていた春の感じを思い出させてくれやした。
そんな本日は熱帯のヤシ
Pinanga coronata (Blume ex Mart.) Blume, Rumphia 2: 83 (1839).
国内のあちこちの植物園で見ることができますが、画像のとおり通常Pinanga kuhlii Blumeの名が記載されてます。
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キュールヤシとかピナンガ・クーリーと呼ばれます。
現在はコロナータのシノニム扱い
なかなか美しい羽状ヤシです。
自生地はインドネシアはスマトラ、ジャワ、スラウェシの各島で、熱帯雨林の下草として生えます。
株立ちし、幹高3-9メートルです。
画像のとおり、葉の脱落した痕がリング状に刻まれ、竹の稈のような印象でとても美しいです。
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樹冠部は密集せず、通常葉は6枚以下ですっきりしています。
ピナンガ属の新葉は迷彩柄だったり、枯葉のようなくすんだ茶色だったりかなり異形なんですが、本種コロナタも例に漏れず、新葉はピンク色です。
熱帯雨林のヤシだけに耐寒性は無く、zones 10b以上が必要
冬季は加温したほうが痛み無くてよいかも
植物園で赤く色づいた肉穂花序、ワインレッドに熟した果実が目を引きます。
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雌雄同株なので結実も容易なことがわかるんですが、落ちている種子を拾っても全く発芽しないことから、種子は相当な鮮度が必要なきがします。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
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【2010/01/19 23:17 】 | ヤシおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
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