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ヤシおりおり vol.127 ハスツラってなんじゃらほい タキルジュロ
寒い寒い今日は本当に寒い
底冷えのレベルが一段階増した感じ
昼にチラチラと白いものが舞いました
そんな今日紹介するのはシュロ
シュロといってもただのシュロではなく、シュロ属最強の耐寒性を誇るタキルです。
Trachycarpus takil Becc., Webbia 1: 52 (1905).
以下の画像は2006-10-9
大阪の咲くやこの花館でのもの
onebythreeblog_20100112_1.jpg
自生地はインドの北部、ウッタル・プラデシュ州
標高2500メートル級の山地森林域が自生環境
自生地ではほとんど絶滅状態とのこと
種小名は自生地の山の名にちなみます。
シュロと非常に似ますがより背が高くなるという話
onebythreeblog_20100112_3.jpg
幹高12-15メートル
幹の直径80-110センチ
画像の固体はまだまだ青年期です。
onebythreeblog_20100112_4.jpg
でもって、本日のタイトルのハスツラってなに?
その答えが画像の矢印の先の葉の器官
いくつかの掌状ヤシにのみ見られるパーツです。
葉柄と葉身との接続部に飛び出したヒダ状のもの
さまざまな形があり、画像のように葉の表面に突出するものもあれば、葉の裏面に突出するものもあり、両面に突出する種もあるようです。
どのような役割をになっているかについて明記した資料がないのではっきりしたことはいえませんが、葉柄と葉身との接続をより頑丈にしているものと思うのですがよくわかりません。
onebythreeblog_20100112_2.jpg
高山に自生することから最も耐寒性の高いシュロとされており、なんとzones6B-11
ただし耐寒性を引き換えに熱帯や亜熱帯など温暖な地域では美味く育たないようです。
onebythreeblog_20100112_5.jpg
タキルにしてみれば関東のこの程度の寒さなんかまだまだ甘いと一笑に付されそうです。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
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【2010/01/12 23:19 】 | ヤシおりおり | コメント(16) | トラックバック(0)
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