Agave attenuata 'Kara's Stripes'
以前共同購入したときの株
最初は管理の仕方がわからず、冬季屋外にて放置したり直射日光に当てすぎたりと
かなりむごい扱いしていたんだ葉もようやく復活
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綺麗なストライプですね~
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【2010/01/31 10:18 】 | ヤシソテツ以外おりおり | コメント(0) | トラックバック(0)
二日酔い
朝から頭いたい飲みすぎかなあ
バオバブ盆栽、冬場は落葉して見る影ないんですが、枝振りが充実してなかなかよろしいんじゃないでしょうかね。
盆栽化をはじめて記事も少したまってきたので、「バオバブ盆栽」というカテゴリを新たに作ったので過去から遡ってみてくんろ。
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【2010/01/31 09:28 】 | バオバブ盆栽 | コメント(0) | トラックバック(0)
タイのモダマ
タイのモダマが元気だ
こんな種子を蒔いたのが2007年5月頃
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夏の間は蔓を四方八方に広げているのを毎年12月に刈り込んで室内に取り込みます。
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そんなモダマが春を察知して新しいシュートを伸ばしてきました。
このまま刈り込み続けて盆栽のように作りこんでいく予定です。
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【2010/01/29 17:16 】 | ヤシソテツ以外おりおり | コメント(0) | トラックバック(0)
着生ソテツ
ソテツ科唯一の着生ソテツ
Zamia pseudoparasiticaが待ちに待った発芽
ヒャッホーイ!!
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販売されたのは昨年秋頃でこんな状態で入手した方も多いかも
パッと見ると核を割った後の仁かなとおもってました。
この状態の種子は発芽にかかるじかんが短縮できる一方で、カビなどに犯されやすいので個人的にはちょっとニガテ
そうはいっても一粒数千円の超高額種子なので気をつけて蒔いたところまんまとカビ発生 (TT)
悲しい気持ちでカビた部分を取り除くと、なかなからなんと本物の核が現われびっくり仰天
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改めて黄色い果肉を取り除いてまきなおしたところすぐに発芽しましたよん
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【2010/01/29 16:10 】 | ソテツおりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
低燃費少女ハイジ
もう見た?
吹くこと間違いなしw
【2010/01/29 12:44 】 | 雑記/日記 | コメント(4) | トラックバック(0)
再起可能?
今週はいくないことの連続
自分が蒔いた種でもあるので責任もって収穫せねば・・・
気を取り直して昨日の続きを
これらの地植えヤシは霜にあたって相当痛んではいるものの枯死まではいたってないようです。
春に復活するか
あと少しで冬が終わるぞーガンバレイ
これはシロジクトウ
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こちらはベカリオフェニックス
少し前と比べると痛みが激しくなってきました
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ジョウオウヤシ
さすがにこのヤシは強いです。
全然痛みが無いように見えます。ヤタイヤシよりも耐寒性がありそう
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マナンベ・パーム
こちらも葉先は変色してますが概ね大丈夫そう
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【2010/01/27 23:55 】 | 熱帯庭園化計画 | コメント(2) | トラックバック(0)
再起不能?
ヤシの地植えは植える種の選定
日差し、風向き、他の植栽との位置関係など植える場所をよーく吟味しないと痛い目にあいます。
ちなみにわたすはよくよく考えずに勢いで植えているので枯らす確率高し。。。
今年相当なダメージを受けているものを記録しといて来年の役に立てよう
クロツグ
枯葉のベッドに包まれているので大丈夫かと思いきや霜にあたって変色してます。
この色の変わった葉は元に戻らず枯れ落ちます。
地上部は壊滅状態、成長点が無事であれば春に新葉が出てくるのですがアヤシイところ。
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こちらは昨年何のダメージも無かったヤタイ
展開中の新葉がミイラ状態に
今年は昨年より寒いようです。
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こちらはチャメドレア・プルモサ
こいつもミイラ葉に
株元は青々しているので大丈夫と思うがどうだろう
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ユスラの新葉も霜げて変色
この株は復活しないかも
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次回は霜に善戦している地植えヤシの種を紹介
【2010/01/26 22:23 】 | 熱帯庭園化計画 | コメント(4) | トラックバック(0)
湘南園芸センター
横須賀ついでに熱帯植物好きのあいだで評判の湘南園芸センターによってきました。
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大きな温室に所狭しと熱帯植物が!
鉢植えのバナナも伸び伸びと育ってこの大きさ
右手にあるのはプルメリア各種
プルメリアには相当力が入ってるようで、タイあたりからの品種もたくさん
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いろいろなブログで既に紹介されている巨大な地植えケンチャ
なんと30年物だそうで、頭が温室の天井についてしまっています。
ちょうど枯葉を除去している最中でした。
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真冬の一番オフシーズンの来訪だったので花盛りとはいえなかったんですが、それでもブーゲンビレアが咲いていたり、プルメリアの大株の先端に花がついてました。
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湘南もそれなりに冬季冷え込むようですが、氷点下以下というのは朝方のほんの一瞬とのこと
タビビトノキも痛み知らず
どの程度加温しているのか聞きそびれました。
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これはたしかやまちゃんのブログで紹介のケンチャ
幹がでた立派な株ですね~
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その他たくさんのヤシをはじめとする観葉植物がありやした
次は熱帯植物が活発に流通する初夏にいきたいっす。
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ちなみに自分へのお土産でストレリチアのユンケアを買ってきました
【2010/01/26 22:13 】 | 雑記/日記 | コメント(4) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.131 唯一ヨーロッパ原生の掌状ヤシ チャボトウジュロ
以下昨日の話し
今日はダメな一日だった
洗濯物をクリーニングにだしたりバーゲンにいったり垢すりしにいったりという予定が全て脳内でおわっちまった
まあこんな日もあろうかね
ダメな日の最後はヤシの紹介
Chamaerops humilis L., Sp. Pl.: 1187 (1753).
以前ヤシこのヤシの銀葉のやつを
おりおり vol.108 銀葉のチャボトウジュロ Chamaerops humilis var. argentea Andre, Rev. Hort. 1885: 231 (1885).
で紹介しましたがこちらは基本種
ヨーロッパに唯一自生する掌状ヤシです。
地中海沿岸諸国に分布します。
通常株立ちしますが、株立ちしないフォームもあります。
地元のヨーロッパではさまざまな品種が園芸品種として流通しているみたいです。
The European Palm Societyのシンボルマークはチャボトウジュロの葉をモチーフにしています。


昨日ここまで書いて事切れた
自生地はスペインの大西洋沿岸、ポルトガル、アフリカ北西部
スペイン、フランス、イタリア、アルバニアなど地中海沿岸
コルシカ、サルディニア、シシリア、マルタなど地中海の島々にも分布します。
通常は海岸沿いに生えますが、海岸に近い山岳地帯の麓にも分布し、一部はモロッコのアトラス山脈1500
メートルのあたりにまで生えます。
属名はギリシャ語でいうシャム=小型と潅木
種小名はラテン語で小型という意味
学名が示すとおり、小型で普通株立ちし、ご覧のとおりの小潅木状になります。
onebythreeblog_20100124_8.jpg2005/10/23筑波実験植物園にて
成長しても幹高は6メートル程度古葉は脱落せず葉柄の繊維が永く残り幹は毛むくじゃらです。
onebythreeblog_20100124_9.jpg2010/01/24自宅にて
耐寒性は非常に高く、zone:8A-11
乾燥条件下ならマイナス17度に耐えるというデータがあります。
耐寒ヤシの一般的な傾向として成長の遅さがあげられますが、本種もかなり成長が遅いです。
ただし、掌状葉がではじめると成長は加速する気がします。
こちらの株は自宅での実生苗ですが、種子から育てているヤシの中ではかなり大きいものの一つ
複数株を寄せ植えにして、7号程度の少し大きめの鉢で伸び伸び育てたせいか成長が早かったです。
現在は株分けしてそれぞれの株を7号スリット鉢にて管理してます。
通年屋外のふきっさらしで痛む気配全くありません。
少し銀色がかった繊細な葉は観賞価値ですね。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2010/01/25 23:59 】 | ヤシおりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
春が近い
アカシアも咲いたし次は梅
春の気配が濃厚になってきましたねえ
アジサイの冬芽も膨らんできましたよ~
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あと1ヶ月もすれば園芸シーズン到来!
はよこい春っ
【2010/01/24 18:54 】 | 雑記/日記 | コメント(4) | トラックバック(0)
ついに来たー!
2004/4/17に播種したAcacia dealbataがついに初開花!
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この種子がここまでくるのに6年近く
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うーむ感無量
銀葉に黄色い花が良く映えるなあ
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【2010/01/24 18:42 】 | ヤシソテツ以外おりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
むーちゃんがまたきた
紫色のキラキラした首輪をしたムーちゃんがまたきた
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今日は11時頃に来て2時過ぎまでブラブラ
ご飯食べたり家の中を散策したり
先住のねこちゃんとけんかしたり・・・
もはや我が家の外ネコちゃんだな 笑
【2010/01/24 18:27 】 | 雑記/日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
空母を見た日
たまには物見遊山でも
横須賀の軍港めぐりツアーに行ってまいりました。
ワタクシ実は生粋の軍事マニア(嘘)なのであまたの軍艦を見られて天にも昇る気分でした。
特に原子力空母ジョージ・ワシントンを間近に見られて感無量
是非はおいておいてその迫力たるや
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ツアーは横須賀線の汐入駅の前に建つ大型ショッピングセンターの脇から出向し、まずは米軍基地を見た後自衛隊の浦賀港に入って戻ってくる45分のコース
アメリカ海軍ミサイル駆逐艦ステザム
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天気は快晴で日差しも強いのですが、海上を渡る風は激烈に寒くて凍えそうに
参加するなら耳あてと手袋があるとベターです。
アメリカ海軍のミサイル駆逐艦マスティンとステザム
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海上自衛隊の掃海母艦うらが
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南極観測船しらせ
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軍事マニアのみならず一般ピーポーも後学のために見るべし
このあとは湘南方面へ
湘南名物の?園芸店に行きましたので後日レポートします。
【2010/01/24 00:06 】 | 雑記/日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.130 巨大なマドヤシ
暖かかったのは今日まで
明日からまた寒くなるそうです。
でも植物は確実に春に向けて着々と準備を整えてます。
うちの実生アカシア・デアルバータの蕾がパンパンに膨らんで現在一部咲き
今週末から花見が楽しめそうだぞうい
ほんでは本日のヤシ
Beccariophoenix madagascariensis Jum. & H.Perrier, Ann. Fac. Sci. Marseille 23: 35 (1915).
マダガスカル中東部や南東部が自生地
自生環境は低山の熱帯雨林です。
絶滅の可能性が極めて高い危惧種です。
自生地の一つMantadyでは20固体しか残存しないとのこと。
成長点(パーム・ハート)を食べる理由によりどんどん切り倒されています。
別の地区では露天採鉱により伐採が進んでいます。
有用なヤシで小葉は帽子の原材料として輸出され、幹は建材に、成長点は食用に供されます。
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単幹のヤシで幹高は2-12メートル
直径は24-35センチ
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一名giant window pane palm
この名が表現するのはズバリ下の画像
葉に穴が開くことで有名なラインハルディア同様、小葉と小葉の先端が千切れないために、窓が開いたように見えます。
この特徴は幼苗字にのみにあらわれ、成長するとともに小葉はそれぞれ完全に独立するので窓がなくなっちゃうんです。
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1980年代まで本種は幻のヤシとされだれもその実像を知らなかったんですが、ヤシの権威ドランスフィールドらの調査により世紀の大”再”発見されました。
この”再”発見による本種の葉の特異性、優雅さ、奇抜さがヤシマニアの間に瞬く間に広がりあっという間に世界中に広がり、発芽率のよさや強健さから世界中に広まりました。
最近ではさらに研究が進み、以前は一属一種とされていたベカリオフェニック属に新種が発見されました。
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種子がなかなか入手できないので栽培についてはいまだに未経験
解説書によると、耐寒性は期待できないとのことですが、類縁のアルフレッディなどを育てた感想からするともう少し強そうです。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2010/01/21 22:33 】 | ヤシおりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.129 旧名キュール今コロナータ
1月、寒中なわけですが今日は異様に暑かった
3月並の気温で春到来
そよぐぬるい風が忘れていた春の感じを思い出させてくれやした。
そんな本日は熱帯のヤシ
Pinanga coronata (Blume ex Mart.) Blume, Rumphia 2: 83 (1839).
国内のあちこちの植物園で見ることができますが、画像のとおり通常Pinanga kuhlii Blumeの名が記載されてます。
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キュールヤシとかピナンガ・クーリーと呼ばれます。
現在はコロナータのシノニム扱い
なかなか美しい羽状ヤシです。
自生地はインドネシアはスマトラ、ジャワ、スラウェシの各島で、熱帯雨林の下草として生えます。
株立ちし、幹高3-9メートルです。
画像のとおり、葉の脱落した痕がリング状に刻まれ、竹の稈のような印象でとても美しいです。
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樹冠部は密集せず、通常葉は6枚以下ですっきりしています。
ピナンガ属の新葉は迷彩柄だったり、枯葉のようなくすんだ茶色だったりかなり異形なんですが、本種コロナタも例に漏れず、新葉はピンク色です。
熱帯雨林のヤシだけに耐寒性は無く、zones 10b以上が必要
冬季は加温したほうが痛み無くてよいかも
植物園で赤く色づいた肉穂花序、ワインレッドに熟した果実が目を引きます。
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雌雄同株なので結実も容易なことがわかるんですが、落ちている種子を拾っても全く発芽しないことから、種子は相当な鮮度が必要なきがします。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2010/01/19 23:17 】 | ヤシおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.128 ヤシのケーキはどんな味 ホンサゴ
前略
本日のヤシは熱帯の重要な産品サゴヤシまたの名をホンサゴ
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Metroxylon sagu Rottb., Nye Saml. Kongel. Dansk. Vidensk. Selsk. Skr. 2: 527 (1783)
古より人類とともに歩んできたためアジア、オセアニア、太平洋の熱帯域に広く分布しています。
起源はパプアニューギニアなどと言われています。
そういった地域では古よりホンサゴからとれる澱粉が主食のひとつになっており、その食文化は現在まで脈々とつづいています。
属名のMetroxylonはギリシャ語で幹の髄という意味で、そのとおり、澱粉は本種の幹から採れます。
種小名は現地でこのヤシの澱粉をサゴとよばれていることからきています。
株立ちする羽状ヤシで、自生地ではときに18メートルに達することがあるようです。
幹の直径は60センチ
葉軸に対して小葉が鋭角に接続されるので、葉の断面がV字状を呈し樹冠部がバドミントンのシャトルのようなピンと張ったような印象になります。
利用法については日本語の資料もたくさんあるのでそちらを見てもらったほうがいいのですが、表示板に端的に記してあったので貼付します
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画像は大阪の咲くやこの花館でのもの
新葉が深紅、葉には各所にトゲがあるので観賞価値が高いのですが、耐寒性は全くなく、湿度と温度を十分に高めないと上手く育たないと思われます。
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以前紹介した
ヤシおりおり vol.125 開花即入滅 一番小さいサゴヤシ Metroxylon warburgii (Heimerl) Becc., Ann. Roy. Bot. Gard. (Calcutta) 12(2): 182 (1918).
と同様、開花結実した後に枯死します。
この開花直前がもっとも澱粉が蓄えられているのでそのタイミングで切り倒すとのこと。
切り倒した丸太を何分割かし、それを薪割りの要領で半分に割り、髄から繊維にまみれた澱粉を取り出し、さらに澱粉が繊維から分離しやすいように細かく砕く
それをそうめん流しの要領で流水に注いで、水に溶け出した澱粉を別の樽にため、樽の底にたまった澱粉をムシロに敷き詰めて天日で干したら出来上がり。
それを料理によって加工するわけ。
サゴヤシケーキという食べ方があるですが、さまざまな記述をよむと、ケーキという語感とは裏腹にマッズーらしいのです。
とはいえ、ヤシ好きなら一度は食べていたいモンです。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
ウィキペディア
【2010/01/16 13:43 】 | ヤシおりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.127 ハスツラってなんじゃらほい タキルジュロ
寒い寒い今日は本当に寒い
底冷えのレベルが一段階増した感じ
昼にチラチラと白いものが舞いました
そんな今日紹介するのはシュロ
シュロといってもただのシュロではなく、シュロ属最強の耐寒性を誇るタキルです。
Trachycarpus takil Becc., Webbia 1: 52 (1905).
以下の画像は2006-10-9
大阪の咲くやこの花館でのもの
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自生地はインドの北部、ウッタル・プラデシュ州
標高2500メートル級の山地森林域が自生環境
自生地ではほとんど絶滅状態とのこと
種小名は自生地の山の名にちなみます。
シュロと非常に似ますがより背が高くなるという話
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幹高12-15メートル
幹の直径80-110センチ
画像の固体はまだまだ青年期です。
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でもって、本日のタイトルのハスツラってなに?
その答えが画像の矢印の先の葉の器官
いくつかの掌状ヤシにのみ見られるパーツです。
葉柄と葉身との接続部に飛び出したヒダ状のもの
さまざまな形があり、画像のように葉の表面に突出するものもあれば、葉の裏面に突出するものもあり、両面に突出する種もあるようです。
どのような役割をになっているかについて明記した資料がないのではっきりしたことはいえませんが、葉柄と葉身との接続をより頑丈にしているものと思うのですがよくわかりません。
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高山に自生することから最も耐寒性の高いシュロとされており、なんとzones6B-11
ただし耐寒性を引き換えに熱帯や亜熱帯など温暖な地域では美味く育たないようです。
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タキルにしてみれば関東のこの程度の寒さなんかまだまだ甘いと一笑に付されそうです。


参考文献

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Palms Throughout the World
【2010/01/12 23:19 】 | ヤシおりおり | コメント(16) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.126 緑色のブラジルヤシ ウーリー・ゼリー・パーム
各所で成人式が開催されている今日、新成人が元服の準備に集っているとおもわれる美容院に髪を切りに行ったところ、特別営業とかで門前払いされました。。。
気分を取り直して本日のヤシ
ブティア属のちょっとマイナーなのを紹介
Butia eriospatha (Mart. ex Drude) Becc., Agric. Colon. 10: 496 (1916).
ブティアでもっとも知られているのはブラジルヤシやヤタイヤシですが、エリオスパータが流通しているという話は聞いたことありません。
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自生はブラジルの南東部
普通は開けた落葉樹林や草原に見られます。
種小名はギリシャ語で「ウール」と「肉穂花序を包む包葉」の合成語で肉穂花序を包む包葉に由来します。
幹は3メートル
外見上ブラジルヤシとの差はほとんどなく、異なるのは主に花序の形態
もっと違うのは、美しい薄茶色の微細血管網(tomentum)が肉穂花序を包む包葉を覆う点です。
さらに葉の色もエリオスパータはブラジルヤシほど銀葉にならず、優しい緑色を保つという相違点もあります。
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ヤシの実生栽培を始めて最初に蒔いたヤシの一つ
2003.6.14の実生で、6年6ヶ月でここまで大きくなりました。
尺鉢に植えてあります。
7号に押し込めたまま随分長いこと放置してしまって、根が自由に動けなかったせいか、新葉がちょっと奇形っぽくでています。
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ブティア属一般にいえますが、播種してから発芽するまでにかなり長い時間がかかります。
半年で出ればいいほう、1年、2年それ以上の期間がかかることもざら
おそらく寒さにあてることが発芽のトリガーになると考えられます。
ゼリー・パームとは果実が現地でお菓子のゼリーに加工されることからきます。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2010/01/11 13:41 】 | ヤシおりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
むらちゃんが来た
おととい屋外放置中のヤシの鉢植えをチェックしていたらかわいい闖入者が来る
20100110_1.jpg
紫色のキラキラした首輪をしているのでむらちゃんと勝手に呼ぶことに
毛並みの良さや、ふくよかさから迷いネコとではなく、おそらくどこかのお宅の外ネコちゃんでしょう
ちょっとまえから庭仕事していると遊びに来るようになったんですが、昨日お友達になれました!
キャットフードで釣って部屋の中で紐で散々遊んでやりました
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また遊びにおいで~
【2010/01/11 10:55 】 | 雑記/日記 | コメント(6) | トラックバック(0)
all aboutによると。

小寒から大寒までの約15日間と、大寒から節分(立春の前日)までの約15日間の合計約30日間を、1年で最も寒い時期


とのこと。
一年でもっとも寒いこの時期、ヤシたちもひとつまたひとつと霜げてきました。
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上と下の画像はユスラヤシモドキ
下の画像は新葉ですが展開中ですがすっかり動きが止まってます。
まだ冷害はでてませんが時間の問題か?
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これはベッカリオフェニックス
案外強そうです。
このままいけちゃいそうな雰囲気ですがどうなるか
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マナンベヤシ
こちらも今のところ痛みは見受けられません
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春までのあと一ヶ月耐えることができるかどうか・・・ガンバレー
【2010/01/11 10:43 】 | 雑記/日記 | コメント(6) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.125 開花即入滅 一番小さいサゴヤシ
最近はあまりに寒いんで、寝る前に布団乾燥機で布団を暖めてます。
あったかい布団でヌクヌクぐっすり寝るんですが、どうもヌクヌクすぎて寝汗をかいているようで翌日の布団が湿って鬱・・・
さあて本日は寒さをぶっ飛ばすような熱帯性のヤシ
Metroxylon warburgii (Heimerl) Becc., Ann. Roy. Bot. Gard. (Calcutta) 12(2): 182 (1918).
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サゴヤシ属の一種で、属中で最も小型
小型ですが、葉の形がもっとも美しいとか
新葉は火炎放射のような深紅ですばらしい
とはいえ写真しか見たことなんですが。
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自生地はバヌアツ、ソロモン諸島など
自生環境は熱帯の低湿地ですが丘陵部にも自生します。
種小名はドイツの植物学者のオットー・ワルブルグにちなみます
熱帯性のヤシで耐寒性は一切ありません。
堂々のzone11で正真正銘の熱帯植物です。
腰水栽培で室温、水温とも高く、空中湿度も高めればなんとかそだつか?
一般家庭での栽培は困難をきわめることでしょう。
サゴヤシ属は開花すると株は枯死する一稔性(一回結実性)という性質を持ってます。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2010/01/09 01:57 】 | ヤシおりおり | コメント(12) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.124 雨ニモ負ケズ雪ニモ負ケナイ超耐寒ヤシ ミキナシサバル
暖冬予想だったのに、予想外の寒さにより暖冬予想が外れたことをを気象庁が認めた本日
そんな日に相応しい超耐寒ヤシを紹介します。
クマデヤシ、ミキナシサバル、チャボサバルなどと呼ばれる、掌状ヤシ
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Sabal minor (Jacq.) Pers., Syn. Pl. 1: 399 (1805).
アメリカ南東部、適さす、オクラホマ、アーカンザス、ルイジアナ、ミシシッピー、アラバマ、ジョージア、サウス・キャロライナ、フロリダなどの諸州にまたがり広く分布します。
自生環境は常緑樹林の下草として生え、低湿地に生えることがしばしば
水好きのヤシです。
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アメリカ本土で最も北限に自生するヤシ科植物になるので、耐寒性も折り紙つき
ミキナシサバルという名が示すとおり、一見すると幹が無いように見えますが、地下に幹があります。
ただし、自生地によって幹の様子がことなり、分布域の西部のものは通常幹が地上に出て、樹木状になります。
一方で、北部や南東部の固体は幹は地中か、わずかに地上に出るのみ
葉はコスタパルメイトと呼ばれる、中肋のある掌状葉
葉は長さ70-100センチ、幅60-150センチ
この記事のタイトルが示すとおり、他に類を見ないほどの強健なヤシで、耐寒性は世界でも10本の指に入ります。
雨にも雪にも耐える凄いヤツもといヤシ
hardiness zones 6-11
特に幹が地上に出ないフォームのものではzone5までたえるということです。
文献にもよりますが、マイナス20度以下でもOKということだからたいしたもんだ。
熱帯風庭園を演出する下草にピッタリでしょう。
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画像は東山植物園でのもの
既出画像だけどいよいよヤシのネタ尽きてきたのでごかんべんを


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2010/01/07 00:32 】 | ヤシおりおり | コメント(8) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.123 かなりの太っちょ カナリーヤシ
業務システムがトラブル中、もう1ヶ月も直らず毎日イライラ
システム会社のSEに呪いをかけたい・・・
さあて気を取り直して本日のヤシ
onebythreeblog_20100124_7.jpg(2005/10/23筑波実験植物園)
今日は有名どころでカナリーヤシ
昨日に引き続きフェニックス属です。
Phoenix canariensis Chabaud, Prov. Agric. Hort. Ill. 19: 293 (1882).
名前のとおりカナリー諸島産
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カナリー諸島あるいはカナリア諸島はスペインの南西、モロッコの北西
ウィキペディアによると、7つの島からなるスペイン領の群島とのこと。
カナリー諸島といえば有名なのが、テネリフェ島の巨大な竜血樹
その他にも多様な固有種が豊富な植生だそうで、一度は訪れたい地の一つです。
でもって、カナリーヤシです。
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暖地の植物園であればたいがい植栽されています。
比較的細めのものから画像のとびきりマッチョなものまでさまざま
というのも、交雑種が多く、原産地以外は本来の野生種は少ないといわれています。
さらにそのカナリー諸島においても、その他のフェニックス属が外部から持ち込まれて、カナリー諸島固有のカナリーヤシと交雑が進んでいるということ。
さらにさらに、外部からも持ち込まれるその他のフェニックス属がleathal yellow dieaseというヤシ科の病気をも持ち込んでいるという状況のようです。
単幹の羽状ヤシで、幹は成熟すると20mに達します。
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耐寒性はかなりあり、zone9-11で乾燥気味に育てるとzone8まで耐えるという記述あり
画像はH170522 花の美術館でのもの


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2010/01/07 00:15 】 | ヤシおりおり | コメント(6) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.122 紛らわしいソテツジュロ
休みボケの体に労働が堪えます。
早起きの生活が再び始まったのはよかったかな。
さあて本日のヤシ
皆様待望のあの!ソテツジュロの登場です。
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Phoenix loureiroi var. loureiroi.
あの!といわれても今ひとつピンときませんか?
かくいう僕もソテツジュロ?ふーんという感じです。
ロベレニーをはじめセネガルやルピコラ、カナリーなどメジャーなフェニックス属の中ではちょっと日陰者でしょうか、あまり栽培しているという話は聞きません。
フェニックス属は総じて耐寒性があり、比較的小型のものも多く、強健なのでもう少し多様な種が園芸植物として導入されてもよさそうですが、案外そうでもなんですね。
理由はなんとうなく判る気がしますがそれは後ほど
タイトルに「紛らわしい」と付けたのは、学名の表記が結構ばらばらです。
全国あちこちの植物園で普遍的に植栽されていますが、ソテツジュロの和名のラベルはシノニムの
Phoenix humilisのラベルであることが多いです。
現在はPhoenix loureiroiで統一されているようです。
画像は、2004/3/14に大阪の咲くやこの花館にて撮影
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Phoenix humilis var. hanceana (Naudin) Becc., Malesia 3: 392 (1890).
のラベルがついていました。
温室に隣接しているものの、屋外地植えにて植栽されているところをみるとかなり強そうです。
Phoenix loureiroiはインド、ブータン南部~香港、台湾、フィリピンなど世界中に広く分布しています。
主に低山の森林などが自生環境
種小名はポルトガルの植物学者に由来します。
幹は短く2メートル程度で単幹のタイプもあれば株立ちするタイプもあります。
両者を小葉の細胞に含有されるタンニンの濃度により本種をvar.loureiriとvar.humilisに分けるようですが、素人にはよくわかりません。
こちらの画像も大阪の咲くやこの花館ですが、撮影日が異なり2009/10/9になります。
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耐寒性は相当なもので、zone8-11までという記述がありますから、南国風でコンパクトな羽状ヤシをそれほど広くない庭にに植栽する場合はロベレニーよりもよっぽど優れているといえそうです。
ただし、それなりのサイズの株の入手はかなり難しいと思います。
良い種子があまりでまわっていない気がしますし、発芽率もそれほど芳しくないという印象
そのあたりが国内流通がほとんどない理由でしょうか。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
【2010/01/05 00:24 】 | ヤシおりおり | コメント(8) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.121 発芽に要する期間 ver.2010.01
正月は無人島にて漂流しまくってました。
lostieといわれるひとが続出するのもうなずけるほどの中毒性あり
なんのこっちゃという人は、"LOST"でググッてください。
さあて、本年第1発のヤシおりおりはヤシの紹介でなく発芽の記録
毎度断りますが、厳密な計測でなく、たまたま1/2に袋を開けて白いものが見えた種類を列挙しています。
本当の意味での発芽したタイミングは、1/2より前になります。
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シュロの新種Trachycarpus geminisectusはすぐに発芽するかと思いきや、随分時間がかかりました。
耐寒ヤシで個人的に期待していたTrithrinax brasiliensisですが、こちらも時間がかかります。しかも発芽率悪そうです。
標高3000メートル級の高山ヤシCeroxylon ventricosumがここにきて発芽ラッシュ
ちょっと嬉しいです。
Cyrtosperma merkusiiはやしではなくサトイモ科
Chambeyroniaなど熱帯性のヤシは概ね2ヶ月程度で発芽することがわかります。
Sabal属やLivistona属は温帯のヤシの割には時間がかからずに発芽する優等生
1年を超えての発芽というのは今回は確認できませんでした。
【2010/01/03 22:33 】 | ヤシおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
ヤシおりおり目次.pdf
ヤシおりおり第1回目の
ヤシおりおり vol.1 Trachycarpus martianus
から、
昨年大晦日の
ヤシおりおり vol.120 衝撃度ナンバー1 シルバージョーイ
までの目次をつくりました。
画像が荒くてすいません。
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鮮明なものはpdf形式で配布しますので、こちらのリンクからもっていってください。
ヤシおりおり目次.pdf
【2010/01/03 15:01 】 | ヤシおりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
謹賀新年
もう少しで元日も終わりなタイミングでなんですが、新年明けましておめでとうございます。
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昨年はヤシという園芸的にはちょっとマイナーなものがテーマのブログを見にきていただいたり、コメントしていただき励みになりました。
昨年同様今年もヤシしかわからないので、今年もヤシ道を追求しますのでかわらずマイナーなヤシのブログに遊びに来てくださいませ _(_^_)_
画像はブラヘア・アルマタ
【2010/01/01 23:32 】 | 雑記/日記 | コメント(14) | トラックバック(0)
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