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ヤシおりおり vol.115 世にも珍しい二又分枝するドームヤシ
前略
本日のヤシは枝分かれするというヤシの中ではかなりの異端児です。
英名ドーム・パームとかジンジャーブレッド・パームなど
Hyphaene thebaica (L.) Mart., Hist. Nat. Palm. 3: 226 (1838).
アフリカ北部~北東部の海岸沿いの開けた草原や内陸の河川沿いが自生地
ジンジャーブレッドという一方のクッキーが欧米にあるんですが、このヤシの果実がこのクッキーのようなあじがするんだとか。
ちなみにドーム=doumというのはアラビアで本種を含むヒファネ属のとある種がドームと呼ばれていたのを、フランス語で音訳したものだとか。
屋根の形式とはどうもちがうようです。
種小名はエジプトの古都、テベスにちなみます。
若干株立ちし、若いうちから幹が二つに分かれる稀有な性質があります。
幹は6-10メートル、幹の直径は30-45センチ
種子はご覧のとおり大型です。
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以前近縁のH.coriaceaの種を手に入れたときは乾燥状態の果実でしたが、洋ナシ形でとても良い匂いがしました。
食用になるのもうなずけます。
初めて入手する種類しかも、砂漠の特殊な環境で育つヤシなのでどうやってまくか思案中
この手の砂漠ヤシは発芽は容易ですが、発芽したのちに子葉が地中深くにある伏流水をもとめて深く深く深く深くもぐるのでそういった環境を作り出すのが困難なんですよね。
土中の湿度が高いとすぐに根ぐされします。
難物ヤシをうまく育てるにはちょっと頭をひねらんとダメかも
あ、そうそう耐寒性はありませんです。


参考文献

An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
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【2009/12/23 22:53 】 | ヤシおりおり | コメント(12) | トラックバック(0)
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繭に包まれて寒い時期をやりすごすのはお蚕様の常套手段ですが、これを植物にも応用してみたらどうだろう。
農家では冬場の育苗においては、トンネル状、あるいは直接不織布をかけて苗の霜害を防ぐようです。
よさそうなものは実践しちゃおう!
てなわれで本日ヤシの繭を作ってみた。
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屋外放置してあるものは基本的には強いものばかりなので、ここまでする必要は無いかもしれません。
実際昨年問題なく屋外でいけてますんで。
下の画像はソテツ
ソテツも耐寒性が強いものが多いので、不用かもしらんのですが霜で葉が痛むと美観を損ねるからその対策
あと、降雪時の雪を払いやすくする効果もあるかもしらん
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水遣りがしにくいので、軒下のは全面は覆わず、上部だけ屋根を葺いた
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繭の中はこんな様子
なんだか見た目ホッカホッカだなあ。
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【2009/12/23 22:15 】 | 雑記/日記 | コメント(4) | トラックバック(0)
クワズイモの最期
連日の霜により次々に庭の植物が倒れていきます。
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今朝のベランダも凍ってスケートリンク状態
それでも日中はポカポカです。
今日は懸案の屋外放置の鉢植えの防寒対策として不織布をかけました。
気休め程度ですが、これで多少の霜害を防げるか?
画像は地植えのクワズ
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巨大化したんですが、先日の寒波で一気に葉が霜焼けに
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あわれです。
はあ、ネコのように丸まってねむってたいねえ
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【2009/12/23 13:47 】 | 雑記/日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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