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ヤシおりおり vol.53 迷彩カモフラージュ 地模様のピナンガ
新年の挨拶も済んだところで、今年一発目のヤシおりおりです。
目標ヤシ科植物3000種の紹介!というのは土台無理な話なので、今年中に100種類くらい紹介できたらよいなあとおもいます。
今年の前半は各地の植物園で見た成株を順次紹介していって、
後半ネタ切れになるので、実生苗を地味に紹介していこうっていう寸法です。
で今日のヤシですが、残念ながら名無しのゴンベイ
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恐らく熱帯雨林の小型ヤシ、ピナンガの一種だと思われます。
一見すると、テーブルヤシ属のヤシみたいですね。
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Pinanga sp. とさせてもらって、解説します。
と思ったんですが、寝落ちします。
続きは明日


明日のはずが明後日になりましたが、気にしない。
さて、ピナンガ属のヤシ
つい先日紹介した、dicksoniiも含めて、最低でも120種以上はある大きなグループです。
羽状葉、雌雄同株
分布はインド、スリランカ、ネパール、ブータン、ミャンマー、中国南部、ベトナム、ラオス、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ニューギニア
株立ちあるいは単幹のヤシで、ほとんどが小型種で、いくつかは大きくなります。
ほとんどが、熱帯雨林の低地に下草として生えますが、いくつかは熱帯雨林の山地、雲霧林にも自生します。
ピナンガ属には葉が面白いものがたくさんあります。
紹介するヤシの葉もその特徴が出ていますよ。
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もうちょっとクローズアップしてみてみましょう。
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ピナンガ属のいくつかの種類は、まだ幼苗のうちに際立って特徴的な葉を出すものがあります。
ご覧のような迷彩柄を出すものから、枯葉のような茶色い葉を出すものまでさまざまです。
画像の葉はmottled と呼ばれるもので、和訳すと「まだらの、斑点状の、霜降り状の」です。
園芸的には模様斑とか地模様とかとよばれる葉でしょうか。
ネットでいろいろ調べたんですが、明確な答えが見つかりません。
こういった、迷彩柄を出すヤシはピナンガ属に限らず、たくさんいます。
一例を挙げると、
Pinanga disticha
Pinanga maculata
Pinanga veitchii
Licuala dasyantha
Licuala sp. 'Mapu'
特に、リクアラの”マプ”は超有名ですね。

一方で斑入り葉とは・・・

植物においてもともと単色で構成される組織が、本来持っているべき色、つまり緑色の葉の一部が白や黄色あるいは赤の模様になることを指すことが多い。


以上ウィキペディア引用
とのことで、広い意味ではmottledもvariegatedの一類型かなあというのが結論ですが、正直適当なので、詳しい方フォローしていただくと助かります。
ともあれ、こんな美しいヤシはめったにお目にかかれないので、感動したわけです。
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いままでmottled leaf のピナンガを数種類栽培しましたが、管理が大変です。
年間を通して、十分な注意と設備がないと、熱帯雨林低地の林床に生える純熱帯のヤシを維持するのは相当難しいとかんじてます。
うかつには手を出せないヤシですね。
耐寒性全くありません、乾燥にも極めて弱く、難物です。
美しい葉を出すためには年間通して半日陰での管理が必要です。
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参考文献
An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
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【2009/01/01 23:45 】 | ヤシおりおり | コメント(8) | トラックバック(0)
今年もよろしくお願いいたします。
元旦には間に合いませんでしたが、元日残り30分で駆け込みで、新年のご挨拶を
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【2009/01/01 23:23 】 | 雑記/日記 | コメント(8) | トラックバック(0)
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