FC2ブログ
ヤシおりおり vol.41 車を磨くヤシ カルナバ・ワックス・パーム
年始はピカピカに磨かれた車で迎えたいですねえ~
といいつつ、ここ10年近く車をワックスがけしたことないんですがね。
車好きなら一度は聞いたことがあるであろう、高級ワックスであるところのカルナバロウ
いったい何からできてるか知ってますか?
そうでやんす、本日紹介するブラジルロウヤシの葉の表面を覆う蝋からとれるんです。
Copernicia prunifera (Mill.) H.E.Moore, Gentes Herb. 9: 24a (1963).
欧米ではカルナバ・ワックス・パームと呼ばれます。
onebythreeblog_20081211_02.jpg
カルナバロウについてウィキペディアにコンパクトな解説があったので引用します。

カルナウバ蝋(カルナバ蝋)
ブラジルロウヤシの葉の表面を覆う蝋。大理石のような光沢を呈するが、非常に堅く天然のワックス・エステルを主成分とする蝋では最も融点が高い部類に属する。この性質を緩和する場合は、蜜蝋など他の蝋と混ぜて使われる。錠剤のコート剤やカーワックスの主原料として知られる。主産地はブラジル。凝固点は82℃。
主成分は、セロチン酸ミリシル CH3(CH2)24COO(CH2)29CH3 と、ミリシルアルコール。




ブラジルロウヤシはブラジル東北部原生、モンスーン気候で河川や湖沼沿いに自生します。
掌状葉、雌雄同株
種小名は「白粉で覆われた」という意味で、葉が白粉で覆わているところに由来します。
自生地では幹は50feetに達し、幹の直径は10インチになります。
古葉は脱落しますが、葉柄の基部が幹に固着するために、葉柄の残骸がスパイラル状のウロコのような模様になり、観賞価値があります。
onebythreeblog_20081211_01.jpg
といいながら、画像の株は幹がすべすべしていますね・・汗
もしかしてラベル違いか??
規則的なうろこ状の葉柄は人工的なものかもしれません。
こちらの画像が特徴を現しています。
葉の表、裏面とも厚いワックスで覆われますが、裏面のほうが顕著です。
熱帯のヤシにしては異例なほど耐寒性があるという説があります。
USDA:9b-10aという記述がある一方、USDA Zones 10B - 11という記述もあります。
日本での栽培を考えると過度な耐寒性は期待せず、耐寒性がないと思って栽培したほうが無難でしょう。
成長に伴い、耐乾性を獲得するようです。
以前実生を試みましたが、発芽後すぐに昇天した記憶が・・・
ブラジルではワックスを収穫するために大規模に栽培しています。


参考文献
An Encyclopedia of Cultivated Palms
Palms Throughout the World
スポンサーサイト



【2008/12/11 23:30 】 | ヤシおりおり | コメント(8) | トラックバック(0)
| ホーム |