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ヤシおりおり vol.32 オレンジ色のヤシ
赤いヤシや黒いヤシ
いままでさまざまなヤシを紹介してきましたが、このたび紹介するのは、オレンジ色のヤシ
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植物体のどこかがグリーン以外の特異な色をしているヤシは多数存在します。
紹介するヤシは、葉柄とクラウンシャフトが鮮やかなオレンジ色をしています。
画像の育苗中のものは、まだまだミニサイズのため、クラウンシャフトはできていいませんが、葉柄が鮮やかです。
ご覧下さい、鮮やかなオレンジ色をしています。
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このヤシは
Areca vestiaria Giseke, Prael. Ord. Nat. Pl.: 78 (1792).
という名前でインドネシアに自生しています。
スラウェシ島やモルッカ諸島の熱帯雨林産
通常株立ち、まれに単幹
成株の幹は20feet、直径は3~4inch
形態上の最も大きな特徴はなんといっても、目にも鮮やかなクラウンシャフトの色彩にあります。
オレンジ、鮮紅など固体により色の幅は大きいようです
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また葉柄、葉軸ともに同様の、オレンジ色~濃い黄色
雌雄同株
新葉はマルーン色で、徐々に濃い緑に変わります。
とにかく派手なヤシです。
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クラウンシャフトや葉柄、葉軸が赤いヤシといえば、ショウジョウヤシが世界的に知られていますが、本種はかなりマニアックで一般には流通しません。
熱帯雨林のヤシだけに、耐寒性はなく湿度も高く維持してあげると喜びます。
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【2008/11/30 20:12 】 | ヤシおりおり | コメント(6) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.31 ジャパンオリジナルな椰子 ノヤシ
今日は日本のヤシを紹介しましょう。
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最初に一言、研究者によりますが、本州に自生するヤシはおそらくないと考えられます。
八重山諸島、吐喝喇列島、小笠原諸島、九州南部
がヤシ科植物の北限
現在本土に広く半自生状態のトウジュロは真の自生地を特定することができず、またワジュロは中国東部、南部からの移入してきたものと考えられます。
ちなみに、現在ワシュロとトウジュロを同一種として考える研究者がいます。
ウィキペディアのヤシの項を見ると

熱帯地方を中心に230属、約3500種がある。日本には7種ほどが自生、または自生状態で見られる。しかし、観葉植物として栽培される種が多く、見かける種数ははるかに多い。


という記述がありますが、やはりそのあたりを考慮してのことでしょう。

自生するヤシとして
クロツグ
Arenga engleri Becc., Malesia 3: 184 (1889).
コミノクロツグ
Arenga tremula (Blanco) Becc., Philipp. J. Sci., C 4: 612 (1909).
ノヤシ
Clinostigma savoryanum (Rehder & E.H.Wilson) H.E.Moore & Fosberg, Gentes Herb. 8: 465 (1956).
ビロウ
Livistona chinensis var. subglobosa (Hassk.) Becc., Webbia 5: 16 (1920).
小笠原ビロウ
Livistona chinensis var. boninensis Becc., Webbia 5: 12 (1912).
ニッパヤシ
Nypa fruticans Wurmb, Verh. Batav. Genootsch. Kunsten 1: 349 (1779).
ヤエヤマヤシ
Satakentia liukiuensis (Hatus.) H.E.Moore, Principes 13: 5 (1969).
前置きが長くなり書くのが疲れたので、続きは夜アップします。


で夜
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今晩登場したのが、ノヤシ(現地名:セボレーヤシ)
これは小笠原諸島に自生する正真正銘のジャパンオリジナルです。
ただ、小笠原自体が歴史的に微妙なところで
欧米諸国と領有権をめぐる歴史があり、
また、最初の移民がノヤシの種小名でもあるナサニエル・セボレーであったり、
日本の領有が1876年に正式に認められたりと、正真正銘のジャパンオリジナルといいがたいことは否定できません・・・
ともあれ、このヤシは非常に美しいです。
日本の幹が上がる羽状葉ヤシはノヤシとヤエヤマヤシしかありませんが、美しさではヤエヤマヤシに勝るのではないでしょうか?
クラウンシャフトのライトグリーン、幹も若いうちは緑を保ち瑞々しいです。年数を重ねると幹は褐色に変化するようです。
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国内でもっとも小笠原植物を重点的に展示する夢の島植物園で見ることができます。
ノヤシ属は羽状で単幹、雌雄同株
多くが高木になります。南太平洋の島々に散在し、自生地は熱帯雨林です。
本種セーボレーヤシはノヤシ属のもっとも北限に自生し、属中ではもっとも小型(幹40feet、径10inch)で、耐寒性も属中最も高いとされています。


夢の島熱帯植物館によると、3月に開花するようです。
以下HPより抜粋
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早稲田大学本庄高等学院の『小笠原植物図鑑2008年版』に本種が詳述されているので引用します。

ノヤシClinostigma savoryanum
(ヤシ科 PALMAE)
山地林内、沢沿いの窪地などに生育する常緑高木。
樹高10m、ときに15~16m。肥沃、適潤な土壌を好む。
小笠原に自生するヤシ科植物は本種とオガサワラビロウの2種だが、本種の方が分布域が限られる。戦前は各島にまとまった群落が見られたというが、特に戦時中、若芽が食用に採取されたため、現在では激減している。ネズミ類が熟した果実を食害し、更新を妨げているともいわれ、一時は絶滅が懸念されたが、各島の林内に稚樹が増加しているとの報告もある。
幹は全体に緑がかり、上部は筍の皮に似た厚い葉鞘に覆われる。葉は幹頂に集中し、輪生状に叢生する。6~7 月、幹頂よりやや下部に箒状花柄を伸ばし、淡黄色の小花を多数つける。果実は小さな卵形で、緑色のち赤色に熟す。果期は11~12 月。島名「セボレーヤシ」。
若芽がキャベツに似ているので「キャベツヤシ」とも
呼ばれる。【分布】父島、兄島、弟島、母島、向島




栽培しています。
種子を海外より仕入れ実生を始めたのが2005年だったとおもうので、もう3年以上経ちます。
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成長は遅く、まだ羽状葉がでません。
この夏、直射日光下で栽培したこともあり、葉焼けしています。
幼苗のうちは半日陰で管理したほうが良かったかもしれません。
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また、夏に新芽が、スポッと抜けてしまったので、成長点が腐っておしまいだと思ったんですが、成長点が生きていたようで、新しい葉が開きそう。
それもこんどは羽状葉の気がします!
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【2008/11/29 15:32 】 | ヤシおりおり | コメント(6) | トラックバック(0)
The Palms of Madagascar
マニアックなヤシ本を紹介しましょう。
その名も、『マダガスカルのヤシ』
ヤシの権威、キュー植物園のヤシ部門の上級研究員ドランスフィール博士他による専門書です。
総ページ500のうち450ページがカラー!
A4判のでかい本です。
少し前の本なので、最新のマダガスカルのヤシ
Tahina spectabilis J.Dransf. & Rakotoarin., Bot. J. Linn. Soc. 156: 84 (2008).
は載ってませんが、16属176種類のヤシが詳述されてます。
自生地の画像が豊富で、ボタニカルアートも美しいです。

残念ながら、絶版のようで入手は困難かもしれません。
【2008/11/29 14:59 】 | ヤシソテツ図書館 | コメント(0) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.30 クラウンシャフト
本日紹介するヤシは羽状ヤシの代表種
ユスラヤシです。
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Archontophoenix alexandrae (F.Muell.) H.Wendl. & Drude, Linnaea 39: 212 (1875).
オーストラリアのクイーンズランド州他、沿岸沿いに広く分布する、豪州を代表する非常にポピュラーなヤシです。
オーストラリアのみならず、世界中に広く植栽されています。
強健で、成長が早いヤシで、耐寒性もそれなりにあるとされています。
本州でも地植えのチャレンジが各地で展開されています。
たとえば・・・
ウクレレさん
AOさん
我が家も、一株今年地植えしてみましたので、この冬どうなるか注視しているところ・

さて、お題のクラウンシャフトですが、一般にはあまり聞き慣れない言葉ですが、ヤシ界では普通名詞 笑
ヤシ他単子葉植物の一部で特徴的にみられる部位で、ずばり画像の部分です。
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クラウンシャフトは全てのヤシにあるわけでなく、アレグザンダーパームはスムースで非常に綺麗です。
この部分がすきというヤシ好きもきっと多いはず。
クラウンシャフトとは
幹(trunk)の最上部に円筒状(cylindrical)の軸(shaft)のこと
あるいは四方に展開する葉を王冠に見立て、それを支える軸受けという意味合いとも解釈できるかも。
クラウンシャフトで葉を受けて、それを幹に接続するというイメージで捉えればわかりやすいかな。
日本語で言うと葉鞘(ようしょう)
ヤシの世界では羽状ヤシを解説時にのみ使われる学術用語です。
葉の基部が筒状に幹に接続されているものが複数枚重なっているため、プックリ膨らんで見えます。
その他、どのような機能を担うかというと、成長点の保護です。
単幹のヤシは成長点が先端にしかありませんから、これを外的要因から保護するのはヤシにとって重要です。
葉鞘はユスラヤシのようなスムースな緑色が一般的ですが、ショウジョウヤシ
Cyrtostachys renda Blume, Bull. Sci. Phys. Nat. Néerl. 1: 66 (1838).
のように赤いものや、テディーベアパーム
Dypsis lastelliana (Baill.) Beentje & J.Dransf., Palms Madagascar: 175 (1995).
のように茶色いもの
Areca vestiaria Giseke, Prael. Ord. Nat. Pl.: 78 (1792).
のようにオレンジのものなどさまざまあります。
カラリーフヤシも多数いるのおいおい紹介していきます。
【2008/11/29 13:02 】 | ヤシおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
かながわグリーンハウスに行ってきた 前編
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20/11/23に相模原公園内にある温室に行ってきました。
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久々のはじめていく温室だったので、ちょっと期待したのですが、正直まあまあ並の温室でした。
ただし、おどろくべきバナナが結実したのを見れたのはイカッタ
2回にわたって紹介します。
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この温室も廃棄物処理施設の廃熱を再利用して加温しています。
いいですねークリーンエネルギーで年中常夏
片隅で食虫植物のミニ展示をしていました。
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今ではホームセンターにも普通においてあるタッカ
バットリリー
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クズウコン科
calathea ornata
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イランイランが大木になってましたが、残念ながら開花してません。
いちど花の匂いをかいで見たい。
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こちらも今では珍しくもないストレリチアのノンリーフ
ここまでの大株は見事!
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お近くの方は遊びに行ってみてはどうでせう。
県立相模原公園
【2008/11/29 12:13 】 | ヤシソテツ紀行 | コメント(4) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.29 いかにも熱帯なフィジーノヤシ
今日はいかにも熱帯な雰囲気のビーチア属のヤシ、フィジーノヤシです。
Veitchia joannis H.Wendl. in B.Seemann, Fl. Vit.: 271 (1868).
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名前のとおり、フィジー諸島に広く自生する羽状ヤシです。
成長極めて早く、30メートルに達するのっぽなヤシ
現在では自生地だけでなく、庭園樹として世界の熱帯圏で植栽されています。
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とはいえ、自生地や熱帯圏での話で、日本本土では9月頃から成長が滞り、10月頃から葉が痛みだします。温度が必要そうです。
文献上は耐寒性も期待でき、霜が当たらない温帯でも育つとされていますが、幼苗を本土で屋外越冬させるのはブーでしょう。
結構派手なヤシで、葉軸はオレンジがかって葉も瑞々しく、なるほど熱帯のヤシといった印象
種子を見てください。
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熱帯のヤシなので採り蒔きしないと発芽力を失いそうですが、そうでもなく
画像のような乾いた状態でも、発芽してくれました。
次回はフィジーではなく、わが国のノヤシを遂に!?紹介します。
【2008/11/29 00:57 】 | ヤシおりおり | コメント(0) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.28 棘のあるスターなヤシ アストロカリウム
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今日第2弾はスターなヤシを紹介します。
ホシダネヤシ属の中で比較的普通に流通する(といっても日本ではほとんど流通しませんが)
Astrocaryum alatum Loomis, J. Wash. Acad. Sci. 29: 142 (1939).
中米、ニカラグア南部、コスタリカのカリブ海沿岸、パナマに自生する中型の熱帯性のヤシ
単幹のヤシで成長すると6メートルほど
雌雄同株
なぜゆえにスターなヤシかというと、属名のとおり、
アストロ=星
カリウム=種
中果皮の模様が星のような模様があるからなんです。
残念ながら星模様の画像を撮り忘れた。
もうひとつ、ホシダネヤシ属の特徴は、全身が棘だらけということ。
結構鋭いです。ご覧のとおり
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熱帯雨林のヤシなので、年間通して温度と湿度を保ちましょう。
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【2008/11/26 00:27 】 | ヤシおりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.27 黒いヤシ
赤いヤシやスイカ柄のヤシなど過去紹介してきましたが、今回は黒いヤシ
その名もブラック・パーム
Normanbya normanbyi (W.Hill) L.H.Bailey, Gentes Herb. 2: 188 (1930).
オーストラリアクイーンズランド州北部に自生する熱帯性のヤシです。
単幹で20メートルほどに成長します。
熱帯雨林の低湿地、河川沿いに自生するヤシ。
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ブラックパームの由来は・・・
本種の幹の中心部から取れる黒く硬い”木材”をアボリジニーが槍を作るために利用していることによります。
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ぱっと見でフォックステールパームと似た感じですが、分類学上は大きく異なるようです。
見た目の違いは葉裏が銀白色であること。
また、フォックステールパームよりも幹がほっそりしてよりエレガントだそうです。
フォックステールほど流通していないことからわかるように成長も遅い。
熱帯低湿地のヤシなので、幼苗のうちは半日陰、また一定以上の湿度が必要で、耐乾性はありません。
相当な水好きなようで、その栽培の難しさ、希少性から金持ちのためのフォックステールと呼ばれています。
一説によると、フォックステールより若干耐寒性があるよう(一瞬なら氷点下でも耐えるとか)ですが、その後のダメージを考えると、10度を保つのが良い気がします。
【2008/11/26 00:04 】 | ヤシおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.26 耐寒性があるツル性ヤシ
今日は珍しくヤシおりおりを連続投稿
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画像を見ると、なんだか冴えない貧弱なヤシですが、それはあっしの栽培下手のせいで、ヤシにはつみはありません。
タイトルどおりのヤシなんですが、和名はヒマラヤシロジクトウ
名前を音読すると、なにかの呪文のようですが、漢字を当てはめれば意味がわかります。
ヒマラヤの
白い葉軸、茎をもった
籐(ラタン、籐家具のトウですね)
学名
Plectocomia himalayana Griff., Calcutta J. Nat. Hist. 5: 100 (1845).
で、種小名のとおり、ヒマラヤ東部~ラオス北部産です。

このヤシは常識を覆します。
なんたって、ラタンといえば純熱帯性の植物と相場が決まっていますが、なんとヒマラヤの中腹、2000メートルの山岳地帯に自生していて、毎冬霜が当たるそうです。
そんな寒冷な気候で樹木に絡みつき20メートル以上につるが延びるとのこと。
驚愕に値します。
今年は、一鉢試しに屋外で越冬させて耐寒性をチェックしてみます。
【2008/11/25 00:45 】 | ヤシおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.25 ケンチャヤシには本物と偽者があるのだが
そんな事実はほとんど無視されている観葉植物業界であります。
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和名でいうと本物のケンチャヤシというのは、
Howea belmoreana (C.Moore & F.Muell.) Becc.
で、もう一種はヒロハケンチャヤシといいます。
Howea forsteriana (C.Moore & F.Muell.) Becc.

現在わが国でケンチャヤシという名の観葉植物として広く流通しているものは、99%ヒロハケンチャヤシです。
本物の、ケンチャヤシが園芸店などで販売されているのは見た事ありません。
このあたりの誤解はディプシス属のヤシがアレカヤシと呼びならわされていることと似ています。
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どちらも、ハウエアという属名でわかるとおり、オーストラリアのロードハウ島に自生している、羽状葉ヤシですが、見た感じの印象は大きく異なります。

本物のケンチャヤシは、小葉が葉軸に対して鋭角のV字に生え男性的な印象
一方のヒロハケンチャヤシは小葉の角度がゆるく、女性的な優雅な印象があります。
どちらも素敵なヤシなのでいちいち目くじら立てて、和名が違うと騒ぐ必要はないのですが、違うものは違います。
画像のヤシは全て、本物のケンチャヤシ実生です。
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なぜ、ケンチャヤシが流通せずにヒロハケンチャばかりなのかというと、ずばり成長速度
ヒロハケンチャのほうが成長が早く、経済栽培に向いているということ。

ところで、ハウエア属が自生するロードハウ島ですが、特異な自然環境らしく、ケンチャのほかにも2種類面白いヤシがいるので、苗が発掘されたら、このやしおりおりにて紹介したいと思います。
【2008/11/25 00:24 】 | ヤシおりおり | コメント(0) | トラックバック(0)
熱川バナナワニ園にいってきたのす vol.5
そろそろ飽きてきたので、バナナワニ園の探訪記はこれで最後にいたしましょう。
引き続きバナナを紹介します。
ヤシもそうですがバナナもネット上に良いレファレンスが見当たらないので、よく判らん種類が多いです。
ラベルのみを妄信するっきゃないのが悲しい。
Musa rubra Wall. ex Kurz, J. Agric. Soc. India 14: 301 (1866).
インド、ビルマ、タイ、中国原産
偽茎が紫色をするという
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次は、小型のバナナ
ムサ・ラテリタ これもインド、ビルマが自生地
Musa laterita Cheesman, Kew Bull. 4: 265 (1949).
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次は、ちょっと気持ち悪いバナナ
センナリバナナ
Musa chiliocarpa C. A. Backer, Handboek voor de Flora van Java (Musaceae) 3: 130 - 141. (1924).
一つ一つの粒粒が、ちいさなバナナです。
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現地で象の鼻と呼ぶんだそうです。
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【2008/11/24 14:37 】 | ヤシソテツ紀行 | コメント(2) | トラックバック(0)
熱川バナナワニ園にいってきたのす vol.4
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バナナワニ園といえばやはりバナナでしょう。
他ではあまり見かけないバナナがあります。
バナナ好きなら一度はおいで
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まず紹介するのは、ショウタイバショウ Ensete glaucum
象腿芭蕉というとおり、花序が象の腿のように太く、がさついた感じになります。
開花はしていなかったようです。
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つぎは、サンジャクバナナ
Musa acuminata Colla, Mem. Reale Accad. Sci. Torino 25: 394 (1820).
'Dwarf Cavendish'
熱帯アジア、タンザニア産の食用バナナ
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でもって次は、
Musa paracoccinea A. Z. Liu & D. Z. Li. In: Liu, Ai-Zhong, Li, De-Zhu and Li, Xi-wen. Taxonomic notes on wild bananas (Musa) from China. Botanical Bulletin of Academia Sinica 43: 77 - 79. (2002).
21世紀になって記載された新しい品種のようですが、開花してないので、個性がわからん。
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次は綺麗な花を咲かせていた、クロジクビジンショウ
Musa mannii H. Wendland ex J. G. Baker in J. D. Hooker, The Flora of British India 6: 293 (1892) and H. Wendland ex J. G. Baker in Annals of Botany 7: 222 (1893).
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次も美しく開花していたボルネオのバナナ
Musa beccarii N.W.Simmonds, Kew Bull. 14: 200 (1960).
フラッシュ焚いたので画像が汚いです・・
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これは、あちこちで見る、
Ensete superbum (Roxb.) Cheesman, Kew Bull. 2: 100 (1947 publ. 1948).
インド~タイ産です。
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これは初めて見ました。
マニライトバショウ
Musa textilis Née, Anales Ci. Nat. 4: 123 (1801). これはアバカと言われる、バショウ科植物でこの植物とれる繊維は強靭でさまざまな用途に利用されるようですね。
マニラ麻の正体が、バナナだったなんてまったく知りませんでした!
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【2008/11/23 23:14 】 | ヤシソテツ紀行 | コメント(0) | トラックバック(0)
熱川バナナワニ園にいってきたのす vol.3
バナナワニ園は屋外にもトンでも植物の大株が植栽されています。
目を見張るような大株のユッカなど初めて見る本来の姿に感動しましたよ。
まず驚くのがこちら
Yucca thompsoniana Trel., Rep. (Annual) Missouri Bot. Gard. 22: 101 (1911 publ. 1912).
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日ごろ葉が数枚の実生ばかりしか見ていないので、こういう大株を見るとため息出ちゃいます。
庭に植えたら最高だろうなあ。

次は、
Dasylirion longissimum Lem., Ill. Hort. 3(Misc.): 91 (1856).
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次はオーストラリアの大型ソテツ
Macrozamia johnsonii
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地植えトンでも植物編最後は
Dasylirion serratifolium (Karw. ex Schult. & Schult.f.) Zucc., Allg. Gartenzeitung 6: 258 (1838).
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どれもカッコいいけど、横に広がるので狭い庭には不向きだデスネ
【2008/11/22 17:36 】 | ヤシソテツ紀行 | コメント(6) | トラックバック(0)
熱川バナナワニ園にいってきたのす vol.2
昨年の11月にバナナワニ園にいってきたんですが、そのとき撮りためた画像をもとにワニ園をレポートするはずだったんですが、
前回少し紹介したっきりそのままとなっていたので、再度紹介します。
一年前ですが、季節は同じなので、今年もさまざまな南国フルーツが結実していることでしょう。
それではお楽しみください。
まずは、国内で最初の開花結実ではとされる、珍しい原種パパイヤ
Carica mexicana (A.DC.) L.O.Williams
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次はコブミカン
葉が香辛料になります。
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次は白サポテ
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次はスターフルーツ
かなりたわわに実ってました。
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【2008/11/22 17:15 】 | ヤシソテツ紀行 | コメント(0) | トラックバック(0)
来年こそは咲かせたい、けど無理か・・・
是非とも咲かせたい花がある。
それはこいつだ
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もう随分以前に普及して今では珍しくもないバナナの近縁種
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普及しようがしまいが美しさには関係なく、いつかは自分で咲かせたいなあと思い種を蒔いていく年月
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けっこう発芽困難です。
このくらいのサイズになると、開花してくれるみたい。
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以上4枚は熱川バナナワニ園での画像
でうちのはというと、
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まだまだ小さいなあ。
今年地植えしたけど、日照の影響かなかなか大きく育ちません。
別のポット植えの株の方が大きいです。
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開花は何年後だろうか
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幸い耐寒性があるので、地植えしっぱなしでOKというのが優秀です。
【2008/11/22 16:48 】 | 熱帯庭園化計画 | コメント(4) | トラックバック(0)
ヤシ研究者の聖書 遂に! -Genera Palmarum - Edition 2-
ヤシ研究者の聖書が2008/8/11に遂に刊行されました。
以前より買わなくてはと思っていたのですが、1987年刊行の旧版はとうの昔に絶版で、入手できなかったんですが、改訂版がでたんですよ!
嬉しいですね~
著者はヤシ研究の巨人ドランスフィールド、ユーリ他
International Palm Society 国際ヤシ協会による解説はコチラをごらんください。

ヤシの構造
花粉の形態
細胞学
化学的性質
化石
進化論
系統発生論
博物学
生物地理学
分類学


について最新の学術成果を元に記述されているんだそうな。

参考までにEdition 1はコチラ

びっくりするのは、そのお値段
お値段以上なこんな時代にこの値段はないでしょう!
といいつつ、おもわず注文してしまいました。
【2008/11/22 15:28 】 | ヤシソテツ図書館 | コメント(2) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.24 ヨーロッパに自生するヤシ
耐寒コンテストがあればかなり上位に食い込むこと間違いなしのフェニックス属のヤシたちのなかでも最強の耐寒性を誇る(といわれている)のが本種
Phoenix theophrastii
クレタンデーツとも呼ばれるように、ギリシャのクレタ島やトルコ南部が主な自生地です。
随分前からその存在は知られていたようですが、1967年に別種として記述された比較的新しい品種です。
ヨーロッパ唯一のヤシはチャボトウジュロと信じて疑わなかったんですが、そうでもないのね。
同属のナツメヤシとほとんど似ているようです。
ナツメヤシよりも短く、剛毛が密生した葉を持つとか。
栽培はナツメヤシに準じます。
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【2008/11/21 00:16 】 | ヤシおりおり | コメント(4) | トラックバック(0)
22 acacia avenue
アカシアを種から育てて幾年月
オーストラリア原産で、シドニー植物園で買ってきてもらった種子からの実生
Acacia dealbata (Silver Wattle)
いわゆるミモザというやつですかね。
和名と学名が混乱しているようでよくわかりません。
2004年5月から栽培しているようなので、もう4年以上です。
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シルバーリーフでなかなか綺麗でしょう?
まだ開花しませんが、尺鉢に鉢増ししたので、来年当たり開花しないかなあと期待してます。
屋外越冬も十分可能です。

ちょっと強引ですが、アカシアといえば
もちろんヘヴィーメタル界の巨人、アイアンメイデンのあの曲を思い出すでしょう?
え、思い出さないって?
では、いやでも思い出させます!
Iron Maiden - 22 Acacia Avenue (Live)
キモイなんていわないで~ 笑

【2008/11/20 23:56 】 | ヤシソテツ以外おりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
斜陽
一時は栄華を誇っていたえせ熱帯庭園も冬の気配が濃厚に
瑞々しかったカンナのベンガルタイガーも葉先が痛みだしました。
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初の試み、地植えのブラジルヒメヤシも心なしか寒そうです。
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はあー冬は嫌だあ
はてさて、彼ら熱帯植物たちの運命やいかに!
【2008/11/20 23:27 】 | 熱帯庭園化計画 | コメント(2) | トラックバック(0)
ヤシおりおり vol.23 斑入りは遺伝するのかどうなのか 斑入クジャクヤシ
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久々のヤシおりおりはちょっと珍しい斑入りヤシ
Caryota mitis 'Variegata'
クジャクヤシの斑入りです。
タイで交配が進んでいるようで、種子まで出回り始めています。
もちろん苗もタイのマーケットではかなり出回ってますが、日本ではまだまだ一般的ではないです。
そんな、レアなクジャクヤシを蒔いてみたところ、確かに出ました斑入り葉!
ただし、50粒くらいまいた中で極上斑は画像の二株のみ・・・
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その他オバケ多数
モヤモヤした斑入り?とよべるものが数株
普通葉大多数という結果
タイトルの疑問の答えは大体こんなところで、一定の成果はでるようですが、
種子も結構高いので、最初から斑入りの株を買ったほうが安上がりだったかも。
【2008/11/20 00:58 】 | ヤシおりおり | コメント(2) | トラックバック(0)
越冬計画
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植物が増えすぎた、というか増やしすぎた。
室内の簡易温室3台はすでに先週の段階で満室
無加温の納屋に小さいビニール温室が2台あるが、それも先週完全に満室
で収容しきれない植物がコチラ
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主にヤシとユッカ
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耐寒性のあるものを選りすぐってます。
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彼らに行き場所がないので、こんな小さい苗のうちから屋外越冬実験に付き合ってもらいます。
多分大丈夫だと思うんだけど・・枯れたら悲しいな。
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みなさんところは避寒の準備完了ですか~?
【2008/11/19 17:29 】 | 熱帯庭園化計画 | コメント(6) | トラックバック(0)
バナナネタでもう一丁
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地植え2年目のムサ・ゼブリナが元気だ。
春から夏にかけてグングン成長して、気温が下がった11月になってもまだ新葉がゆっくりとですが展開してます。
この時期に成長してるというのはちょっと怪しい
ムサ・ゼブリナではないのかも・・まったくゼブラ柄なんてないし
たんなんる、ダージリンかも。
もともと、バナナツリーあたりで入手した種子を蒔いた実生なのでかなりいい加減
それはそれで良しとしましょう。
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このバナナはダージリンの交配種で通称”ヘレンズ・ハイブリッド”
耐寒性はありそうなので、地植えで初の越冬を試してみます。
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お次は、きむしんさんから頂いた、ストレリチア・ニコライ
これも地上での越冬にチャレンジです。
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コレは越冬まったく問題なしのシュロチク
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カナリーは今年導入しました。
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こいつも今年導入のユスラヤシ
地植えしましたが、屋外越冬はあるいは厳しいかも。
梅の木の下なので、霜害が若干軽減されるかなあ

【2008/11/19 17:06 】 | 熱帯庭園化計画 | コメント(6) | トラックバック(0)
ミラクルバナナ
先日レンタルビデオ店にて、バナナ好きの気を思わず引いちゃうタイトルのDVDを見かけたわけです。
さっそく借りて見たのがタイトルの映画


内容は、タヒチと勘違いしてカリブ海の小国ハイチに大使館職員として派遣された若き女性の奮闘記
タイトルどおりバナナが重要な役割を握ってます。
バナナといっても食べるのではなく、茎の繊維から紙を作るわけ。
わが国にも芭蕉布という文化がありますねえ。
主人公役の女優さんの演技が自然で、じんわり感動できました~
【2008/11/19 16:52 】 | ヤシソテツ映画館 | コメント(0) | トラックバック(0)
若干マイナーなアイリッシュバンド、Thin Lizzyを是非紹介したい。
最近仕事も落ち着いたので、ブログの更新をがんばろうと思ったのは、一瞬で、面倒になって放置しっぱなし。
ああ、自分の筆不精に愛想が尽きたワイ
今日はなぜか平日にかかわらず、家にいるので、ちょっと更新しようっと。
で、植物ネタは後ほど書くので、あいかわらず音楽ネタ
最近はアイルランドの英雄フィル・ライノット率いるThin Lizzyばっかりきいてますぞ。
ロックバンドなんですが、長いキャリアのなかで音楽性を徐々に進化させていって、最終的にはヘビーメタリックなアルバムを遺して解散、フィルはオーバードーズにより亡くなりました。合唱
私的にはこの曲がお勧め
Thin Lizzy - Cowboy song
アルペジオから始まり哀愁漂うロックンロール、ペンタの必殺ギターソロでばっちし決めてくれます。
最高だ・・

次は、代表曲
Thin Lizzy - The Boys Are Back In Town
元気でます!
ギターの片割れはゲイリー・ムーアですね。

このバンドはツインリードの旋律が際立って美しいんです。
Thin Lizzy - Emerald
たっぷり堪能できます。

フィルは優れた大作曲家でもあり、とんでもなく素敵なメロディーをつむいでいきます。
そんな素敵なバンド一の人気曲
Thin Lizzy - Still in love with you

最後はバンドの遺作から
ギターヒーロー若かりし日のジョン・サイクス氏が登場
超絶ギターに注目!!
Thin Lizzy - "Cold Sweat"
【2008/11/19 16:38 】 | 雑記/音楽 | コメント(0) | トラックバック(0)
ベルチナはでかいのね
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ベルチナが今年もたわわに実をつけた。
地植え2年目で大株になって花もたくさん咲いたのだ。
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ベルチナは小型のバナナという考えはちょっと改めなくてはいけないかも、2メートルは軽く超えて、2階に届きそうなので3メートルに迫る勢いです。
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そろそろ地上部が枯れることでしょう。
【2008/11/19 16:09 】 | ヤシソテツ以外おりおり | コメント(0) | トラックバック(0)
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まとめ

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