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ヤシおりおり vol.20 スリット鉢とヤシとの相性 タイマウンテンファンパーム
今日のテーマはスリット鉢
そして、紹介するヤシはタイ原産のシュロ
Trachycarpus oreophilus Gibbons & Spanner, Principes 41: 205 (1997).です。
1192.jpg

皆さんはヤシ栽培でどんな鉢を使ってますか?
それぞれいろんなノウハウがあると思うのですが、2年ほど前から、すこしずつスリット鉢を使うようになりました。
いいことばかりが喧伝されるスリット鉢の真価やいかに!?
使ってみての印象ですが、かなり良い否、相当よさそうです。
画像のタイのシュロも昨年以来4号スリット懸崖鉢に植えてますが、根張りが良いとおもいます。
他にもさまざまなヤシで試してますが、おおむね結果は良好
ただ、欠点も多く、
水切れしやすい(夏の直射日光の元では、一日に数回水やりする必要がある)
根が太かったり、直根性のヤシには向かない(たとえばビスマルキア、フェニックスなど)
このあたりの短所を見極めて使おうと思ってます。
さて本題のシュロです。
1192_2.jpg

シュロという、日本でも半自生しているので、新鮮味がないし、リゾートな印象が皆無なので、ヤシ好きでも、嫌いっていう人が多い、かわいそうなヤシです。
でも、僕は結構好きだなあ。
シュロにもたくさんの種類があることはあまり知られてません。
本来の自生地は、インド東北部、ヒマラヤの麓~タイ~中国雲南省あたりです。
原産地ではさまざまなシュロがいるんですよ。
ドワーフ種、葉裏が白いシュロ、スレンダーで長身のものなどなど
自生地からして耐寒性が抜群で、特にヨーロッパでは非常に人気があるようです。
シュロに特化したナーセリーなんかもあるほどです。
日本での扱いとは180度違いますね。
で、本種タイ・マウンテン・ファン・パーム
最近シュロ研究の第一人者、Gibbons & Spannerにより記述されたシュロです。
彼らは、かの有名なレアパームの”あの”二人です。
タイの2000メートル級の山岳地帯に自生しており、
ワジュロとことなり、幹はムジャムジャの毛がのこらず、すっきりしており、樹冠はコンパクトとのこと
耐寒性も期待できます。
栽培されることもめったにない新種のヤシなので、潜在能力は未知数です。
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【2008/06/19 22:19 】 | ヤシおりおり | コメント(11) | トラックバック(0)
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